玉鋼について

「玉鋼」は日本刀の原料となる上質な素材です。
「たたら製鉄」の技術でしか生み出すことのできない純度の高い鉄であり、生産量が限られている貴重なものです。
現在島根県奥出雲町にある『日刀保たたら』で玉鋼が造られています。
「たたら製鉄」は、三日三晩の操業が必要となり、木炭の燃焼熱によって砂鉄を還元することで、鉄を得る日本古来の製鉄方法です。
国の選定保存技術に認定されています。
この工程を経て生み出された鉄は「鋼」と「銑(づく)」で構成されており、 鋼の中でも特に不純物が少ないものが「玉鋼」として選別されます。
昨今のご時世を反映した原材料の高騰により、素材の希少化がさらに進んでいます。

特徴
日本刀は鋼の最高傑作品といわれていますが、その日本刀とおなじ素材・玉鋼で製作したHITOFURI(ひとふり)限定特別仕様の「玉鋼製斬月型ペーパーナイフ」は、鉄製では再現しきれない、存在感が際立つ一品となっています。