制作工程/職人の技の紹介
刀身に浮かび上がった独特な模様が、穏やかで平穏な波の情景に似ていたことから名付けられました。
「白凪」の最大の特徴は、刀身の肌目(はだめ)模様を確認できる点にあります。本来は目には見えにくい玉鋼を打ち伸ばして何度も折り返すことによって生まれる「鋼の層(肌目)」を、より見やすくするための特殊な処理を施すことにより、独特な模様として浮かび上がらせることに成功しています。この美しい白銀の肌を際立たせるために、透明度の高い錆止め加工が刀身に施されています。製作は、備前長船の刀鍛冶 安藤広康刀匠が担当しています。
安藤刀匠は、現代刀匠展で「寒山賞」(特賞)「優秀賞」を複数回受賞している名工です。
安藤刀匠が希少な玉鋼を一本一本丁寧に打ち伸ばし、何度も折り返すことで、この美しい鋼の層を作り出しています。


玉鋼製刀剣型ひとふり
「白凪-SHIRANAGI-」
刀身に浮かび上がった独特な模様が、穏やかで平穏な波の情景に似ていたことから名付けられました。
その刀身に宿る穏やかな波模様は、静かながらも内に秘めた力強さを感じさせます

日本の技術精神の生きた証
日本刀と同じ素材「玉鋼(たまはがね)」
刀剣型ひとふりの素材は日本刀と同じ素材である希少な玉鋼です。一般的な鉄とは一線を画す、貴重で上質な「玉鋼(たまはがね)」は刀鍛冶しか扱うことが許されず、その輝き、その強さは、他のどんな鉄とも違います。
この素材は、古くから続く「たたら製鉄」の技術を駆使して生み出されます。木炭の燃焼熱を利用して砂鉄を還元し、高純度の鉄を作り出す日本古来の製鉄方法です。このプロセスは三日三晩続き、その間ずっと職人たちの手が離れることはありません。
この手間ひまをかけた製鉄工程を経て生み出された鉄は、「鋼(はがね)」と「鉄(づく)」で構成されています。その中でも特に純度が高く、不純物の少ない鍋が「玉鋼」として選別されます。



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刀剣型ひとふりの特徴

十二色の和響き、あなたの手元に
個性を表現するための豊富な選択肢を提供します。その持ち手の柄巻部分には、12種類の色からお選びいただけます。これらの色には、それぞれに日本の伝統や文化を感じさせる独自の「和名」が付けられており、それぞれの色が独特の物語を語ります。

現代における新たな「お守り刀」
「刀剣型ひとふり」は、日本の伝統的な刀鍛冶技術を現代の生活に取り入れ、日本刀の美しさと精神性を継承しつつ、実用性と美術的な側面を兼ね備えたアイテムとして展開されている製品です。新時代のお守り刀として日常に安らぎや勇気をもたらす存在となることを目指して制作されています。

歴史と現代の調和の象徴
ひとふりオリジナル鐔(つば)は、伝統的なデザインの集合体から生まれました。燻(いぶ)し仕上げの装飾品が、こだわりのポイントです。あえて鐔をアクセサリーとして装着しました。


美と機能の融合
「引き切り」で感じる日本刀と同じ美学
『刀剣型ひとふり』は、紙を切るためのペーパーナイフとしての機能も備わっています。
そのあり方は、一般的なペーパーナイフやカッターナイフのように、「押して切る」通常の方法ではなく、「引きながら切る」という、本物の日本刀にならった所作を体験できる製品です。
この「引き切り」は、本物の日本刀の所作そのものなのです。切る際の力の入り方や刃の使い方が一般的な刃物とは異なるため、独特の感覚を味わうことができます。
この特徴は、日本刀の精粋と優雅さを日常生活に取り入れることを可能にします。美と伝統が息づく『刀剣型ひとふり』は、日本刀の趣を身近に感じさせる唯一無二の作品です。


生ぶ刃(うぶば)の採用
「生ぶ刃(うぶば)」は、新作(新品の日本刀)において、あえて研磨されていない刃元の部分を指します。
これは、命を吹き込まれたばかりの日本刀の証明。日本刀が研ぎ減りしていない、健体を保っている証であることを意味します。日本刀研磨の基本です。時間が経過し、研磨が重ねられると、この「生ぶ刃」の部分も失なわれ、刃が立って切れるようになります。
HITOFURIの「刀剣型ひとふり」にも、この新作と同じく「生ぶ刃」が採用されており、それは日本刀文化への深い敬意と、職人のこだわりを象徴しています。
実用的なレターオープナーとしての機能も持ちながら、その刃には日本刀の伝統と職人技が息づいており、手に取るたびに、日本の伝統技術の深さを感じていただけることでしょう。


「丸棟」を採用
日本刀の棟(背の部分)は、その形状によって様々な特徴を持ちます
『刀剣型ひとふり』では、「丸棟」を採用しています。「丸棟」は、その名の通り、丸みを帯びた形状で、手に持った時の感触が柔らかく、なじみやすいのが特徴です。この形状は、「三つ棟」「棟」「庵棟」とともに日本刀の主要な棟の形状の一つであり、伝統的な美しさと実用性を兼ね備えています。日本刀は、その独特な造りと美学で知られています。特に「平地(ひらじ)」と呼ばれる刀身の平らな部分は、刀の美しさを象徴する要素の一つです。この「平地」は、刃先にかけて徐々に薄く仕上げられており、その繊細さは機械では表現することのできない、職人の手による精密な作業なしでは成し得ない芸術作品です。『刀剣型ひとふり」においても、日本刀と同様に刃先にかけて徐々に薄くなる平地が再現されています。一般的な刃物の断面とは一線を画すこの「平地」は、日本刀の精神性と職人の技を物語っています。手に取るたびに、その繊細さと歴史の重みを感じていただけるでしょう。
よくある質問
Q&A
刀剣型ひとふり
刀匠にとって、この質問はとても多いそうです。
玉鋼は採るのでは無く、たたら吹きで造るもの。現在は島根県奥出雲町にある『日刀保たたら』で玉鋼が造られています。つまり、玉鋼は地球上には鉱物として存在していない訳です。玉鋼造りは「ものづくりの原点」とも言われています。
⼑剣型ひとふりは⽇常使いに適した仕様となっており、刀身に錆止めの加工をしておりますので基本的にはメンテナンス は不要ですが、適切なメンテナンスにより、さらに⻑い間美しさを保つことができます。使⽤後は乾いた布で汚れを拭き取り、湿気の少ない場所に保管することを推奨します。また、定期的に専用のお手入れ油を染み込ませた布でしっかり拭いていただくと、より良い状態を⻑く保てます。より詳しいお⼿⼊れ⽅法につきましては、製品の発送の際に同封いたします。
製品は全て職人の手作りであり、玉鋼の鍛錬の過程で生じる線状のくぼみ、くすみ、黒ずみなどは素材本来の特性であり、品質上の問題ではありません。 これらは全て職人技の証であり、「二つとない唯一無二の作品」の個性です。本製品は機械製品とは異なり、刀鍛冶が日本刀とほぼ同じ工程で一つ一つ手作業で制作しています。武骨な刀身の表情は、日本刀の「研ぎ前と同じ状態」のリアルな風合いを楽しむための仕上げです。完璧な綺麗さを求める機械製品とは違う、伝統技術の手仕事と唯一無二の美しさをご堪能ください
本製品は刃が付いていない銃刀法上の「刀剣類」には該当しない安全設計ですが、「業務その他正当な理由による場合を除いて、刃渡り6センチメートルを超える刃物は携帯してはならない」と定められています。誤解を避けるためにも、ご自宅やオフィスなど室内で美術品、レターオープナーとしてご使用いただくことを推奨しております。
日本刀と同じ制作工程
本物志向の満足感
刀剣型ひとふりは、玉鋼を用いた折り返し鍛錬や火造りなど、日本刀を生み出す技術と同じ段階と手順に基づき、一振り一振り手作業で打ち伸ばし形成しています。
これは「本物の素材、本物の職人、本物の技術」による高品質の証です。
最高峰の現代刀匠による制作
魂が宿った芸術品
千四百年以上の伝統技能を継承する備前長船の安藤広康刀匠が手がけています。安藤刀匠は現代刀職展で特賞である「寒山賞」「優秀賞」を複数回受賞しており、その卓越した技術と情熱の結晶を手にすることができます。
文化的貢献への参加
伝統文化の「つなぎ手」となる行動
HITOFURIの作品を⼿にすることは、 その背後にある職⼈の技術、伝統、歴史、⽂化を尊重することを意味します。それは単に「使う」ための商品を購⼊するのではなく、日本の伝統技術(刀鍛冶技術や玉鋼文化)の保護と次世代への⽂化の継続を⽀える行動となります。
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玉鋼を素材に刀鍛冶が制作しています









